航空関連用語集
Aileron (エルロン)
補助翼、エルロン
機体の左右の傾き、つまりロール方向の姿勢を制御するため、左右各主翼の後縁に対称的に取り付けられている操縦翼面
通常エルロンは、コントロール・コラムの上部に取り付けられているコントロール・ホイールを、左右に回転させることによって操舵される。たとえば、コントロール・ホイールを右に回すと、左翼側のエルロンは下がり、翼のキャンバー(反り)を増加させ、右翼側のエルロンは上がり、翼のキャンバーを減少させる。その結果、左翼の揚力は増加し、逆に右翼の揚力は減少し機体は右に傾く。これと逆の操作を行えば機体は左に傾く
なお、現代の大型ジェット輸送機や高速機では、高速飛行時にエルロンの効きが逆になる、いわゆるエルロン・リバーサルの発生を防止するため、左右各エルロンを、内側エルロンと外側エルロンに分け、高速時には内側エルロンとフライト・スポイラーを併用する方式のものが多い。また、777では内側エルロンはフラッペロンとも呼ばれる。フラッペロンは、ラテラル・コントロールとしてエルロンとスポイラーとともに作動し、また高揚力装置としてフラップとともに作動する