筆記試験問題/解答抜粋

English

1. ベルヌイの定理についての記述はどれですか

  • A- すべての作用には等しい力の反作用が働く
  • B- 翼下面で空気流が下方向に向きを変えられると、さらに上向きの反作用が発生する
  • C- 翼上面を流れる気流は下面を流れる気流より速いため、翼上面の圧力は低くなる

ベルヌイの定理とは、流体(気体または液体)は流れる速度が増加するとその圧力が減少する。言い換えれば、速い流れは低圧を生じ、遅い流れは高圧を生じるということである。翼上面を流れる気流は下面を流れる気流より速いため、翼上面の圧力は低くなる
正解 (C)

2. 飛行中の飛行機に作用する4つの力は何ですか

  • A- 揚力、重量、推力、抗力
  • B- 揚力、重量、重力、推力
  • C- 揚力、重力、パワー、摩擦

飛行中の航空機に作用する4つの力は、揚力、重量、推力、抗力である
正解 (A)

3. 大型航空機に続いて着陸を行う場合、パイロットはどのようにしてウェークタービュランスを回避しますか

  • A- 大型機のファイナルアプローチパスより高いフライトパスを維持し、 大型機の着陸接地点を越えて着陸する
  • B- 大型機のファイナルアプローチパスより低いフライトパスを維持し、 大型機の着陸接地点の手前に着陸する
  • C- 大型機のファイナルアプローチパスより高いフライトパスを維持し、 大型機の着陸接地点の手前に着陸する

大型機に続いて着陸する場合、接地するまで(大型機の)ファイナルアプローチパス(最終進入航跡)と同じか、より高いフライトパスを維持する。接地点を確認し、それを超えて着陸する
正解 (A)

4. 上空において燃料/空気の混合比を調整する目的は何ですか

  • A- 空気密度の増加に対して混合気の燃料の量を減少させる
  • B- 空気密度の減少に対して燃料流量を減少させる
  • C- 気圧と空気密度の減少に対して混合気の燃料の量を増加させる

キャブレターは海抜高度時と同じ量の燃料を測っているので、高度が上昇すると混合気は濃くなる。これは、混合気調節(ミクスチャーコントロール)を薄くすること、すなわち、空気密度の減少に対して燃料の噴射割合を減少させることで防ぐことができる
正解 (B)

5. 航空機エンジンの燃料の等級が指定されているものよりも低い場合、最も起こりやすい事は何ですか

  • A- シリンダー内の混合気の不均一化
  • B- シリンダーヘッド温度の低下
  • C- デトネーション

どのような状況でも低い等級の燃料を使用すると、出力の低下、過熱、点火プラグの焦げ付き、バルブの焦げ付きや損傷、過度なオイル消費、デトネーションなどを起こす可能性があるため、その害は大きい
正解 (C)